【秋のデイキャンプ】スノーピークの焚火台でホクホクの焼き芋を作ってみた
スノーピークの焚火台で焼き芋を作りたい!
夏があんなに暑かったので秋なんてしばらく来ないんだろうな〜と思ってたら、ちゃんと秋はやってきますね。僕の住むエリアでも徐々に秋が深まってきています。
そんな秋の気配を更に感じたくて家族で近場のキャンプ場へ日帰りで行ってきました。今回の目的は「スノーピークの焚火台で焼き芋を作る!」大した目的ではないですが上手くホクホクの焼き芋が作れたのでご紹介します。
<家での下準備>
1、さつまいも(紅はるか)を洗う
2、新聞紙に包んで水に濡らす
3、アルミホイルで巻く
新聞紙を濡らすことで「蒸らす効果」と「焦げ」を防止する効果があるようです。
そして今回の焼き芋のテーマは「低温で長時間焼き続けて最高の甘みを引き出す」!! です。
さつまいもが甘くなる原理は、主成分のでんぷんが加熱によってβアミラーゼというでんぷん糖化酵素によって分解され、糖質(マルトース)に変化するため。このβアミラーゼは生のままでは変化せず、65~75℃の温度下にならないと活発に働いてくれません。この温度帯を長くゆるやかにキープすることで、糖質が増えてより甘くなっていくのです。
つまりさつまいもの甘みを引き出す最大のポイントは、「低温でゆっくりと加熱する」こと。それには蒸籠で丸ごとゆっくりと熱を通していくか、オーブンでじっくり焼くのがおすすめです。電子レンジでのスピード加熱はお手軽ですが、温度上昇があっという間なため糖質が十分に分解されません。甘いさつまいもの味を楽しみたかったら、気長にゆっくりと火を通すことを心がけてください。ちなみに石焼き芋独特のねっとりした甘みは、熱した小石の中にさつまいもを埋め、長い時間をかけて加熱しているので、水分が飛ばされて甘みがぎゅうっと凝縮されるから。最近では、圧力鍋や炊飯器を使って作るふかしいもレシピもたくさんあるようです。
「低温で気長にゆっくりと」がコツのようですので、子供が遊んでいる間に出来上がるようキャンプ場に着いたら早速準備に取り掛かりました。
今回のデイキャンプレイアウト。泊まりではないので準備は楽チン。スノーピークとコールマンが入り混じる統一性のないレイアウト・・・
燃料補給・着火!
キャンプ場に着いたらすぐに落ち葉・枯れ枝を集めて焚火台に投入し着火。このまま熾火になるまで放置
あっと言う間に燃え尽きて熾火になったのでホイルに包んださつまいもを投入
このまま約1時間半ほど更に放置
焚火台より取り出す
ちょうど子供達が遊び疲れて帰ってきたので焚火台より取り出します!
あ、なんか少し焦げてるかも・・・
あ、やっぱり焦げてる・・・失敗!?
しかもまだ新聞紙燃えてるし・・・
開封!!
熱くて触れずモジモジしてたら見かねた愛妻が気合いで「セイッ」と新聞紙を外したらなんと!
美味しそう!!!
周りはかなり焦げてましたが、内側は全く焦げておらず甘〜い香りが漂ってきました! しかも触った感じは非常に柔らかく芯までしっかり焼けていそうです。
美味しい!!
内側の焼き上がりもバッチリで美味しく頂きました!
息子くん大満足!!
けど、なんで秋なのにタンクトップで遊んでるんだ・・・
まとめ
焼き芋は「低温で気長にゆっくりと」ぜひ秋のキャンプで焼き芋をやってみて下さい!
ちなみに帰る時間を考えて焚火台を冷まさないと熱くてクルマに積めないのでご注意を!!
おまけ
キャンプ道具を積むために荷台・ベッドキットも作ってみました。